北上川 国営中田農業水利事業完工記念碑

Go Index 日本の川に戻る 北上川水系に戻る 大泉揚水機場に戻る Last update 2003/09/25


治水豊穣

 北上川中田地区土地改良事業推進協議会
 会長 芳賀徹夫書

 本地域は宮城県中田町、迫町、石越町及び岩手県花泉町にまたがる約四千四百ヘクタールの農地を擁する水田地帯である。
 地区の用水源は古くから北上川に依存した大泉、水越の両機場より取水していたが、施設の容量不足と老朽化のため用水不足をきたしており又、排水は地区北部の施設の老朽化による機能低下が著しく洪水被害をこうむっていた。
 このことから用水の安定的確保と排水改良が長年の地元関係者の悲願であり、昭和四十七年国営かんがい排水事業として着工以来、十六年の才月と百億円の巨費を投じ、幾多の困難を克服し揚水機場二ヶ所、幹線用水路十七・五キロメートル、幹線排水路五・〇キロメートル、閉水管理所一ヶ所の新設並びに改修を実施しここに事業の完成をみるに至った。
 昭和六十二年九月十六日
 東北農政局中田農業水利事業所

(大泉揚水機場場内)


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