野田眞一翁頌徳寿碑

日本の川へ戻る 鳴瀬川へ戻る 感恩橋付近に戻る Last update 2004/08/07

野田眞一翁頌徳寿碑建立記
産業経済教育文化の発展は道路の整備にあるは言を俟つ迄もない
遠田郡南郷町の素封家野田眞一翁は社会公共の為に畢生の事業として教育施設の面においては南郷農業高等学校敷地校舎講堂その他附属建築物等の建設又土木事業については延長三二〇米の混凝土感恩橋の架設及び桃生郡河南町広渕より鹿島台町迄更に阿久戸より分岐して松山町新田迄延長約一二粁に及ぶ道路の新設或は改修等に巨額の私財を投せられあらゆる難関を排除しその完成を見るに至り地方住民の受くる恩恵極めて大なり
今日鹿島台町の発展は実に翁の奇特なる行為に負うところ甚大である
茲に鹿島台町議会の議決により翁の懿徳を讃え永く後世に伝え記念となす
　昭和三十一年五月十七日
　　　　　　鹿島台町長　菊地良逸撰
　　　　　　書道芸術院審査員　加藤翠郁書

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