漆沢ダム

Go Index 日本の川へ戻る 鳴瀬川へ戻る Last update 2003/11/20


















宮城県漆沢ダム
ダム諸元
 ダム地点 宮城県加美郡小野田町漆沢
 地質 凝灰角礫岩及び石英粗面岩
 集水面積 58.9km2
 湛水面積 0.83km2
 総貯水量 18,000,000m3
ダム
 型式 中央コア型ロックフィルダム
 堤高 80.0m
 堤頂長 310.0m
 堤体積 2,200,000m3
 非越流頂標高 EL.280.00m
 サーチャージ水位 EL.276.50m
 常時満水位 EL.270.5m
 夏期制限水位 EL.261.50m
 計画堆砂高 EL.243.1m
放流設備
 クレストゲート 巾9.50m×高9.30m×2門
 コンジットゲート 巾5.00m×高5.40m×1門
 自由越流堤長 50.00m
 取水ゲート 傾斜型平板式多段ゲート
ダムの目的
 洪水調節 12,100,000m3
 農業用水 8,500,000m3
 上水道 2,160,000m3
 工業用水 1,440,000m3
 発電 3,000kw

建設譜
鳴瀬川は、宮城、山形両県にまたがる奥羽山脈の峻峰船形山に源を発し、県北の穀倉地帯大崎平野を流下し、鳴瀬町にて仙台湾に注ぐ流域面積1,133平方キロメートル流路延長89キロメートルの本県屈指の一級河川で県北の経済文化発展の母体をなしている。一方、台風や集中豪雨による洪水、旱ばつによる渇水等が頻発し、流況は不安定で地域開発の大きな障害となっていた。このため古く大正十二年から国、県あげて河川の改修に取組んできたが、この一環として国土の保全と、住民福祉の向上の両面から河川総合開発事業として漆沢ダムを築造することとなった。昭和四十五年度より中央コア型ロックフィルダムとして建設に着手し総工費166億5千万円を投じて昭和五十五年五月完成した。



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