鎌房堰の由来碑

Go Index Back 鳴瀬川水系に戻る 吉田川に戻る 南川ダムに戻る Last update 2003/08/30


鎌房堰の由来
 鎌房堰は天和年間より取水を始めたものと伝えられている
從って二五〇米に及ぶ隧道もこの頃に開削したものなり この隧道より四〇〇米下流より川底を潜るため二〇〇米のサイフォン式水路になって居るがこれは元禄七年の開削と伝えられて居る
取入口の堰の形式は蓑堰であったが寛延二年から宝暦年間に堰本体と導水路を改修して更に大正年間より藤蔦を使った蛇籠を用いて堰を補修して取水を続けて来た
昭和四年に至り從来の堰より役五〇米上流にコンクリートによる永久堰を造り現在に至る この間三〇〇年有余にわたる鎌房堰もこの南川ダムの完成により永年にわたる先輩諸氏の業績に唯々感謝し永く恩恵に浴した鎌房堰に対し深く敬意と感謝の意を表するものである 仍ってここに鎌房堰の由来を記し後世に伝えん
 昭和六十二年十月吉日
 大和町吉田鎌房堰水利組合

(南川ダム下流右岸)




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