霊屋橋

Go Index 日本の川へ戻る 名取川へ戻る 広瀬川へ戻る Last update 2003/06/15


霊屋橋
(おたまやばし)



霊屋橋沿革概要

本橋は藩祖伊達政宗卿霊廟の下に通ずるに依りて此の名あり往昔は小舟に依り後猫粗雑なる木橋を架せるに過ぎず改築の要多かりしが偶明治三十四年陸軍東北大演習の挙あり
聖上の御統監に営り藩祖に位階追遨の御沙汰あり勅使御差遣の事ありに際し僅に片板の假橋なりしは市民の恐懼措く能はざる所にして益改築の要を唱ふるもの多きを加へ就中岡濯氏の如き「請宮城縣知事架橋霊廟橋書」を呈し世論のある所を提唱せり後地方有志の援助に依り本市は大正五年木造吊橋を架設し稍舊態を改むるに至りしも材齢既に二十を算し幅員狭隘態様と亦時運に伴はざ?めあり時恰も藩祖三百年祭に際會せるを以て之が記念事業をも兼ね昭和九年度一般労働者失業應急事業化して仝年八月改築に着手し仝十年四月竣功したものなり



一.構造 鐵筋混凝土拱橋 橋長六十米六幅員九米〇九
二.工事費 六萬參千六百拾五圓六拾五銭
三.労働者延人員 貳萬四千百参拾七人 四.工事日數 貳百四拾四日
 自昭和九年八月十六日 至仝十年四月十六日

昭和十年四月 仙臺市役所
(現地表示板による)








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