堀川 松重閘門

日本の川と災害 > 日本の川 > 庄内川水系 > 堀川 > 松重閘門  Last update 2007/01/28
































松重閘門のご案内
松重閘門は、名古屋都市計画初期の事業として行をわれた中川運河の開さくにともない、 昭和五年に造られたものです。この閘門は堀川と中川運河を結び両運河の水位差を調節し ながら船を航行させる役割を果していました。昭和6年に供用されて以来長年にわたり 内陸部と港頭地区を結ぶ水運施設として、産業の発展に寄与してきました。しかしながら 昭和30年代の後半から貨物輸送形態が自動車輸送に移行することになり、この閘門の利用 も年々低下し、昭和51年には効用が廃止されるにいたりました。閘門としての本来の役割 はなくなりましたが、エキゾチックな雰囲気をもつ4基の塔は名古屋の交通、産業、都市 計画の歴史を物語る貴重な建造物として市民のみなさんに親しまれています。
                        名古屋市

様式規模 ストーニー式鋼製扉使用
     有効長90.9m×有効巾9.1m
通行船舶 最大60t級 標準40t級
     閘室収容量10隻
     通行時間 最大30分
閘 塔 鉄骨コンクリート製
     高さ 約20m 4基



都市景観重要建築物等
「中川運河松重閘門」
この建築物は、市民のみなさんに親しまれ、すぐれた景 観をつくる上で重要な存在となっていることから、条例 にもとづき都市景観食うよう建築物として特定されました。
               平成5年十月
               名古屋市


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