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2000/11/19
明治用水頭首工
明治用水頭首工の施設概要
1.明治用水頭首工の沿革
明治用水は都築弥厚翁によって計画(1808年)され、明治13年4月(1880年)に通水した。これによって現在の安城市を中心に約8000haの農地が拓かれ、往時「日本のデンマーク」と呼ばれる農業先進地となり、今日でも地域発展の大動脈となっている。
明治用水の取水位置は最初、この地点から約2km上流の草堰から取水した。次に明治34年(1901年)上流300mに石造り堰堤(左岸側にその一部の遺跡が見える)を築造したがこれも老朽化したため昭和32年(1957年)この地に農林水産省によって現頭首工が国営かんがい排水事業の一環として築造された。
2.かんがい面積
明治地域
安城市・岡崎市・豊田市・知立市・刈谷市・高浜市・碧南市・西尾市 8060ha
南部地域
幸田町・吉良町・幡豆町 1271ha
合計 8市3町 9331ha
3.取水量及び関連事業
右岸 34.02m3/秒
矢作総合明治地域農業用水 30.00m3/秒
県西三河工業用水 4.02m3/秒
左岸 8.16m3/秒
矢作総合南部地域農業用水 1.44m3/秒
矢作第二地区農業用水 5.50m3/秒
県西三河上水道用水 1.22m3/秒
4.頭首工管理者
明治用水土地改良区 安城市大東町 TEL.0566.76-6241