（元禄地震史跡位置図）
天保二年辛卯年七月二十一日（天保二年(1831)に再建された）
右側面
（石塔碑文）
伝聞往昔慶長八癸卯十一月廿三日
應天赦之日此所津波騒動其後過一
百年而元禄十六癸未十一月廿三日
亦天赦之日也夜半過大地震而津波
至當山階下村中溺死八十余人西白
須賀不二山東表自山八分崩落人家
宇人数廿八人人大地今之地蔵堂辺
也右為諸聖霊同証佛果雖石塔一基
立之歳月綿邈石碑傾圯焉爰今歳當
五十遠回故重興厥廃而令供養者也
寶暦二壬申年十一月二十三日
夫元禄之後寶暦二年雖有再建積蔵
月而既及磨滅依而亦復造立之則是
右為聖霊並水陸横死者諸霊魂乃至
一切聖霊成三菩提也且寫古碑而為
令知後生記之童男童女勿生疑而己
摩耗して判読できないが、「元禄十六未十一月廿三日夜□□□津波□□□□」
とあり、石段の上から５段目まで津波が到達したと伝承されている．
石段上から太平洋を望む
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