南無阿弥陀佛
為壓死人建佛名墖記 縁山南溪 徹定譔盖聞古者有災孽妖變則民皆責躬謝過以祈求福祉是畏天之至情也大雄氏曰地下有風 名為持風隨諸衆生行不善業因縁故令地大動其言博矣哉客歳安政乙卯冬十月初二日 夜亥土刻泣都地大震随發大壓斃燔死者以萬數焉實古今所未曾有之災也粤有泥匠玖 八者簇惻惧之心造佛名墖欲以抜其冤苦 縁山大僧正冠譽尊者嘉其意為之 題彌陁六字寶符唯鹿掩骼埋●之義廣通亦道救陷濟溺之仁洽洎四生
皇圖鞏固重若泰山國土豐饒冨如蒼海回勒貞石貽諸不朽云
維旹 縁山南溪 正道書
安政三年歳次丙辰夏五月
南無阿弥陀佛（左側面）
地震焼亡横死諸群霊塔
（背面）
金百兩永代祠堂日牌回向料竒附之
（右側面）
維時慶應二丙寅年三月造営之
（慶應二年；西暦1866年）
諸宗山回向院明暦三年（一六五七年）江戸大火（振袖火事）に依る死者十万八千 余人を弔うために建立された
本尊 阿弥陀如来 東京都重要文化財指定
安政大地震（一八五五年）の死者二万五千人余を初めとして 江戸府内に無縁佛、天災地変に因る死者も埋葬され 近くは大正十二年の関東大地震の死者十万余人の分骨も 納骨堂に安置されています
江戸時代の雰囲気を伝える史蹟祈念碑墓地がある
明暦三年 大火石塔
安政二年 大地震石塔
鼠小僧次郎吉墓
水子塚（安政五年）松平定信建立
猫に小判の話 猫塚
勧進相撲発祥の地記念 力塚
呼び出、定火消墓、木遣塚
諸動物供養塔
竹本義太夫墓
岩瀬京傳、京山、加藤千陰墓
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