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2008/07/08
本巣市根尾水鳥(樽見鉄道みどり駅)
天然紀念物根尾谷断層
名勝天然記念物保存法ニ依リ
昭和二年六月内務大臣指定
昭和三年四月建設
国指定特別天然記念物『根尾谷断層』
根尾谷断層は、明治24年10月28日早朝、日本内陸部に起こ
った過去最大の濃尾地震に際し生じた断層であり、その規模
は、福井県今立郡池田町野尻から可児市帷子地区まで、総延長
80kmにもおよぶ、世界でも最大級の地震断層である。
特に、この断層の中心部にあたるこの地(根尾村水鳥)において
は、上下最大6m、水平横ずれ3m、長さ1kmににおよぶ断層崖
が出現した。
地震に伴って生じた断層として初めて確認されたこの水鳥の
断層は、その地震直後に撮影された記念写真が、内外の地震学
の教科書などに引用されて世界的に有名となり、現在までに外
国の研究者の来訪も多数にのぼっている。
このような理由により、この断層は昭和2年『根尾谷断層』
として国の天然記念物に指定され、さらに昭和二七年特別天然紀
念物に指定され今日に至っている。
根尾谷断層観察館
9:00-17:00 月曜、12/29-1/3休館