上野大仏

日本の川と災害 > 日本の災害 > 関東大震災 > 上野大仏  Last update 2007/03/17


東京都台東区上野 上野恩賜公園内



大佛パゴダ

大佛パゴダ
御本尊訳詞瑠璃光如来
御脇侍日光月光二菩薩
   (旧上野東照宮薬師堂ご本尊)
沿革
寛永八年(一六三一年)堀丹後守直寄公が 釈迦如来尊像を当山に建立せられ、一六六〇 年頃青銅の大仏に改鋳された。
大正十二年、大震災で破損のため撤去する。
パゴダ建立
発願者 上野観光連盟
寄進者 大成建設株式会社
昭和四十二年七月吉日竣工
 東叡山寛永寺

上野大仏略記
寛氷八年(一六三一年)越後の国村上城主堀丹後守直寄旧 自邸内のこの高台に、戦乱に倒れた敵味方将兵の冥福を 祈るために土で釈迦如来像を連立した。
青銅大仏
明暦・万治の頃(一六五五〜六〇年)木食僧浄雲師により 銅佛に改められた。
仏殿
元禄十一年(一六九八年)露座の大仏に仏殿が建立された。
改鋳
天保十二年(一八四一年)火災に遭い、天保十四年、末孫堀丹波守 直央公が大仏を新鋳しまた仏殿を再建した。
大正十二年関東大震災によって佛頭がおち、寛永寺にて保 管、その後佛体は解体され第二次世界大戦時に献納された。
昭和四七年春彼岸、尊顔を再び旧地に迎えて祀り再建を 計る一助とする。
 昭和四十七年春彼岸
  註、「上野大仏略史」は清水観音堂に有ります。




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