教育塔

日本の川と災害 > 日本の災害 > 室戸台風 > 教育塔  Last update 2011/07/23


教育塔









   教育塔
 この塔は、一九三四年第一次室戸台風によって多くの犠牲者を出したことを機に、大阪の教育界が提唱し、当時の帝國教育会によって、一九三六年一〇月三〇日に建立されました。
 一九四八年、日本教職員組合が憲法・教育基本法の理念にたち、塔の維持・管理をうけつぎ、現在に至っています。
 本年、一月一七日におこった阪神・淡路大震災により、多数犠牲となった教職員・子どもたち・保護者など教育関係者が特別合葬されました。
 本年はまた、第二次世界大戦後五〇年にあたります。未来の恒久平和と安全に心を留め、あらためてご冥福をお祈りいたします。
 第六〇回教育祭にあたり、教育塔の補修工事を行いました。塔の高さは三〇m、面積は三三三u、塔の下の中央は一六二u、面積はそれぞれ八六uです。外側は白色の花崗岩でおおわれています。芳名室には合葬された方々の名板がおさめられています。
  一九九五年一〇月
           教育塔維持管理委員会




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