伊勢湾台風追憶碑

Go Index 日本の災害に戻る 伊勢湾台風に戻る Last update 2006/11/25


刈谷市城町 刈谷球場横逢妻川河川敷
N 34゚ 5916.4 [DMS] E 136゚ 5900.6 [DMS] WGS-84



伊勢湾台風追憶碑
刈谷市長 高田一郎書

昭和三十四年九月二十六日夜の伊勢湾台風では刈谷市も暴風雨の 中心に入り甚大な災害を受けたので直ちに災害救助法の発動を懇 請しこれが罹災者の救助と被害の復旧に全市を挙げて努力した 中でも海岸堤防の決壊には関係地域の住民に勿論刈谷市水防 団、刈谷市消防団が連日出動して仮締切工事に挺身しその功 労により中部災害対策本部長益谷秀次殿
  建設大臣 村上 勇殿
  国家消防本部長 鈴木琢二殿
  愛知県知事 桑原幹根殿等
それぞれ表彰状感謝状の栄誉を拝受した
ここに受賞を記念するとともに伊勢湾台風を追憶して再び 災害を繰返さぬ市民の誓の表徴としてこの碑を建立するものである
昭和三十六年三月十九日
   刈谷市
   刈谷市水防団
   刈谷市消防団
    南流書





伊勢湾台風浸水位
昭和34年9月26日21時
記録
中心気圧 九二九.五ミリバール
最大風速 四五.七メートル
雨 量 一二〇ミリメートル
最高潮面 三.四五メートルT.P.
堤防決壊 七〇ヶ所
死 者 一四名
倒壊家屋 二三一棟(含流失)
浸水面積 八四五ヘクタール
被害総額 三〇億円
南流書

 この椎の木は亀城公園西● 堤に生えていたが伊勢湾台風で 倒れたので右の台風追憶碑の 建立の時ここに移植しました
 目通しで二〇メートルのこの大木 が倒されたあの台風の風圧の凄 烈さを想起して来らざるを恃ま ず待つあるを恃むの格言を刈谷 市民の肝に刻み●●ものです
昭和三十六年陽春
刈谷市水防団長
刈谷市消防団長山口覚太郎



 昭和三十七年度
工事名 伊勢湾台風高汐対策工事
工事番号 刈谷海岸逢妻川左岸六七八−C
着手 昭和三十七年十二月十九日
竣功 昭和三十八年三月二十一日
延長 一八四.七米
請負人 愛知建設株式会社


Go Index 日本の災害に戻る 伊勢湾台風に戻る upページトップへ

感想・意見・誤りの指摘等、ありましたらご連絡下さい。
メール送信 Copyright (C) 2006-