日本の川と災害 > 日本の災害 > 伊勢湾台風 > 伊勢湾台風友情の碑 Last update 2008/07/09
名古屋市南区 白水小学校
友情の碑
名古屋市長 杉戸清書
碑文 杉戸清
昭和三十四年九月二十六日、午后九時半を中心
として、この地を襲った台風十五号は、気圧九四五
ミリバール、瞬間最大風速約四六メートル、折からの
満潮時とも重なって、海水はふくれあがり、高潮となっ
て押し寄せて来た。(伊勢湾台風と名付けられた)
またたく間に水位も二メートル以上、この台座の高さま
であがり、人も家も呑み込んでしまった。
名古屋港より流出した巨木は、この運動場をも
埋めつくし、殉難者は学区民八六一名、その内本校
児童一四二名を数える未曽有の大災害となった。
この大災害により、亡くなられました方々に対し、心よ
りそのご冥福をお祈りすると供に私たちは二度と
この惨禍を繰り返さないことを、固く誓いたいと思います。
製作者 愛知学芸大学教授 高木久成
除幕 昭和四十年二月十三日
碑文挿入 昭和五十九年九月二十六日(二十五周年の日)
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