日本の川と災害 > 災害対策,河川調査・管理・工事等に役立つ機械,車両,船舶,設備 > ヘリコプター > みちのく号 Last update 2007/02/25
「みちのく」号 国土交通省東北地方整備局
操縦席
WESCAM
赤外線カメラ
機外スピーカー
前部垂直カメラ
尾部垂直カメラ
防災ヘリコプターの機能概要
●災害時の被害状況の早期把握
地震や洪水、火山噴火などの広域的な災害に対して上空から被害の状況や早急な調査、また平常時においては道路や河川等の各種調査が可能となります。
●被害状況など撮影可能な機器の装備
災害時、被害状況把握のためのテレビカメラ、火山災害等における表面温度を画像として捉える赤外線カメラ、法面崩壊地など地表を平面的に撮影可能な垂直ステレオカメラ。
●撮影画像を災害対策本部へ配信
ヘリコプターによる撮影画像は、ヘリ画像受信基地局を介して災害対策本部、内閣危機管理センター(首相官邸)まで直ちに配信が可能となり、また地方自治体等には衛生通信車と衛星を介して映像の配信が可能となります。
●搭乗者と災害対策本部間の通信
災害状況について、搭乗者と災害対策本部とで直接会話により連結が可能で、現在の飛行位置を地図上で確認できるGPS/MAP装置を装備しています。
「みちのく」号は、国内最大級の大型ヘリコプターであり大規模災害時等における政府現地調査団や専門家調査団などの現地調査の際に多くの方を搭乗させることが可能です。
●仙台空港をベースとして東北全県をカバーします。
東北地方整備局ヘリコプター「みちのく号」
型式・製造者 ユーロコプター式AS332L-2型、ユーロコプタフランス社
発動機(エンジン) シルボメカ式マキラ1A2型を2基装備
最大出力(馬力) 1845馬力(エンジン1基あたり)×2
寸法
1.全長(ローター回転時) 19.50m
2.メインローター径 16.20m
3.全高(タールローター回転時) 4.97m
4.機体幅 3.38m
5.ロータヘッド高さ 4.60m
搭乗者数
20名(最大)
操縦士2名、整備士1名、カメラオペレーター1名、乗客16名
機体重量
最少運用重量 6,370KG
最大離陸重量 9,300KG
機外吊り下げ時 10,500KG
燃料搭載量
標準時(機内タンク) 2,367リッター(約3時間15分飛行可能)
最大時(含む機外) 3,003リッター(約3時間50分飛行可能)
速度
最大時 315km/h(170ノット)
巡航時 230km/h(130ノット)
運用最大高度 6,000m
主要装備品
(空撮画像伝送システム)
1.カメラ振動防止懸架装置
2.赤外線熱画像装置
3.垂直写真撮影装置
4.ヘリコプター画像伝送装置
5.サーチライト
6.機外スピーカ装置
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