元禄潜穴おまん地蔵

Go Index 日本の川に戻る 宮城県内の川に戻る 高城川に戻る Last update 2003/08/17




おまん地蔵堂碑
 仙台藩が元禄六年(西暦一六九三年)から行った品井沼干拓は、現在まで二百八十余年を経て黄金の波を織りなす美田となったがその蔭には潜穴工事に従事した農民の数多くの犠牲と苦難が秘められている。
 享保年間の工事に犠牲となり水死したその娘の霊をまつったと伝わる、おまん地蔵の堂宇が腐朽したので有志を計り浄財を募ってこの堂を再建した。ここに干拓犠牲者の鎮魂と稲富を念じ録して後世にに伝える。

 昭和六十年七月六日
 碑題字、撰文 松島町文化財保護委員 岩木 隆
 発起人 阿部清二郎 小畑一雄 小田島幸男 鈴木キヨ 角田透 内ヶ崎辰雄 根廻氏子一同

浄財寄附芳名者
(略)


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