日本の川と災害 > 日本の川 > 三重県内の川 > 十四川 > 十四川の桜並木碑 Last update 2007/08/20
十四川の桜並木について
富田の町を東西に流れる十四川の堤には八百本余の
染井吉野(そめいよしの)が植えられていて、毎年春
になると見事な桜並木となり近隣の花見客でにぎわう
四日市の名所のひとつとなっています。
この十四川桜並木の歴史は、代々地元で個人商店と
して製網業を営んできた伊藤勘作(六世)氏がその事
業を大正十四年(一九二五年)に法人化したのを記念
して堤沿いに桜の苗木を植樹したのが始まりです。
また、昭和五十年四月にはその見事な開花ぶりを称
えられ「財団法人日本さくらの会」より全国表彰を受
賞しています。
本年、八十年を迎えるにあたり地元有志による記念
植樹を実施するとともにこの碑を設置して関係各位の
ご尽力に改めて感謝の意を表します。
平成十七年(二〇〇五年)十月
富田地区連合自治会
富地区社会福祉協議会